スコットランド |
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スコットランドの釣り |
スコットランドのフライフィッシング |
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フライフィッシングという釣りがあります。日本でいう「毛鉤(けばり)」を使った釣りです。といっても、遠い外国で生まれた釣りなので、日本の毛鉤釣りとはずいぶん趣が異なります。 小さな丸い形のリールに色のついたフライラインが巻かれています。このフライラインの先に「フライ」と呼ばれる毛針とハリスのような役目の細い釣り糸が結ばれていなす。 ラインの多少の重みとロッドを利用して、この「フライ」を魚がいるところまで投げます。フライラインが道糸と重りの両方の役目を果たしているのです。このフライライン、水面に着水して浮くものや少し沈むものがあります。 小さな虫に似せて作った「フライ」を沈めたい時には沈むラインを、水面に浮かべて漂わせたい時には水に浮くものを使います。毛針を偽物と気づかせないように魚をだますための工夫がたくさんあるのです。 「フライ」にしても数え切れないほどの種類があり、そこにいる魚達が何を捕食しているかを想像して最適と思われる「フライ」を選ぶわけです。 水の中に潜む大物たちを、生き餌に見せかけた「フライ」で釣る。世界中にある疑似餌釣りをイギリス(スコットランド)流に洗練されたスタイルで釣る。これが、日本にも愛好者が増えているフライフィッシングです。 |
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この釣り、イギリスが起源ではなく、紀元前200年頃のマケドニアが発祥の地とか。ヨーロッパに伝わり、イギリスの地で英国貴族たちによって現在の形に作り上げられたのです。 彼の地の釣り人たちは、ウエーダーという水に濡れないための胸まである長靴をはいて水に浸かり、川の中でロッドとラインを振り回して、昇ってくるサーモンやトラウトを狙うのです。 その昔の英国紳士たちは、もっとスマートな姿で釣りを楽しんだのかもしれませんが、今のフライフィッシャーマンたちは体が冷えるのもかまわずに、冷たい水の中でロッドを振り続けるのです。獲物を釣り上げるためなら苦労は厭わないのは、日本人も外国人も同じですね。 英国、わけてもスッコトランドはフライフィッシングを愛する人達にとっての憧れの地です。この地の川は「チョークストリーム」と呼ばれる独特の流れを見せています。 表層は一見穏やかに見える流れですが、水の中の流れはなかなか激しいのです。スコットランドの田園風景を代表するのがこの「チョークストリーム」の川なのです。そしてスコットランドにはこんな川がそこかしこにあり、海からサーモンが遡上してくるのです。 スコットランドのサーモン。 釣りの時期は、11月。地域によって差はあるかも知れませんが、冬のごく短い期間だけ解禁となります。最近とみに少なくなったサーモンを守るためです。過去の乱獲と異常気象が魚の数を激減させています。 世界中の国々で魚の数が減ってきているのです。もともと釣るのが難しい上に魚影も薄くなっているのですから、よけいに釣れません。 しかし、そこは釣り人。釣れない魚をじっと待ち続けるのも釣りの楽しみというものでしょう。簡単には釣れないから、釣れた時の喜びは大きいのです。この釣り人の心理、これもまた世界共通のものではないでしょうか。 さらに、この国の釣り人には他の国にはない楽しみがあります。そう、地元スコットランドで熟成されるスコッチウィスキーです。釣り具と一緒にウイスキーをしのばせ、ロッドを振る合間にチビリチビリとやる。冷たい川で冷えた体もほかほか暖まるというものです。 フライフィッシングとサーモンとウイスキー、世界中の釣り人があこがれるスッコトランドの釣りなのです。 スコットランドの名物 パブ。パブリック・ハウスが正式名称。本場の純生ビール、シングルモルトウイスキーが気軽に飲める英国の居酒屋といったとこでしょう。もちろん、日本の居酒屋とはだいぶ雰囲気が違います。 なぜ居酒屋が、パブリック(公共、公衆)なのでしょうか。もともとは皆が集まって議論をしたり、集会などが開かれたりした場所であり、けっこうまじめに話し合っていたのだが、そのうちに酒を飲みながら楽しく話し合うように変わったのだとか。 エールビールやラガービールなどビールの種類も豊富。長期の保存が利かない、地元のビール工場直送の本場物が味わえることで有名。パブはイギリス全土に数え切れないほどあり、地域によってまた店によって雰囲気も違います。 サーモンやトラウトが川をのぼってくる田舎町のパブのテーブル。そこでは釣り談義に花を咲かせる地元の釣り人たちが、自分がかってフライフィッシングで釣り上げた大物の自慢話に花を咲かせるわけです。 |
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