タナゴ |
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タナゴの種類と歴史 |
日本の小さな魚、タナゴ |
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タナゴ 和名でマタナゴとも呼ばれていますが、地方によって呼び名も種類もさまざまです。イタセンパラやカネヒラもタナゴの仲間です。 メダカよりも大きくフナよりも小さい、釣りの対象魚としては日本最小の名誉に 輝くかわいい小魚なのです。 |
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それに加えて最近では、ブラックバス、ブルーギルの餌になりその数はさらに減少しています。イタセンパラとミヤタナゴは天然記念物に指定されています。それほど数が減っているということです。 昭和の時代ではどこにでもいる馴染みの深い魚でしたが、今や希少価値の高い魚になってしまいました。釣りの対象の魚ではありませんが、メダカもそんな魚になっています。 身近な自然の中で繊細な仕掛けを使っての釣りが、当時の大名や武家の女性たちに優雅な遊びとして受けたのでしょうか。 そもそも産卵直後から、他の生き物に食べられ卵の数が減って行くわけです。孵化した後も小さな幼魚には自分の身を守る術がほとんどありません。生き残るということはすごく大変なことなのです。 しかし、ここにこの大変な問題を知恵をもって乗り切る賢い魚がいます。そう、日本の小魚タナゴです。 なんとタナゴはその卵を、貝の中に生み付けてしまうのです。タナゴの産屋となるのは、カラスガイなどのイシガイ科の二枚貝で、貝の中で受精し孵化するのです。 孵化後も二枚貝の中にとどまり、そこで成長するというから驚きです。貝の中から出てくる頃には、1センチメートルほどにも成長しているのです。 産卵直後から幼魚期の最も危険な時期を、安全な「二枚貝保育園」で面倒を見てもらっているようなものですね。もっとも、この貝自体が他の魚に食われて、タナゴの幼魚も昇天する可能性もありますよね。 でも、水中の水草や石の陰に生み付けられるよりはずっと安全と言っていいのではないでしょうか。 ずいぶん賢いというか、神が与えた偉大なる知恵といいましょうか。小さな弱い生き物は、意外な方法で生存競争を生き残ってきたわけです。タナゴの賢さに拍手を送りたいですね。 かといって、環境破壊が止まる様子も見られません。自然を壊して生活が便利になっています。その便利さを享受しているのは私達です。自然を守るために快適な生活を手放そうとはなかなか思えないですよね。この矛盾が解決される日はくるのでしょうか。 |
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